世の中良くなってることもある
経済的にはサッパリだった我々が中心だった世代、概ね過去20～30年を指してますが、良くなったこともいろいろあるんだよね。
自分が小さい頃を思い出すと、今みたいに街はキレイじゃなかった。歩きタバコや立小便、街中でタンを吐くとか、現在マナー悪いと言われてる中国人と昔は大差なかったんじゃないかなあ。
体育会系のパワハラ、サラリーマン社会のセクハラも減った。年休消化しないと怒られちゃうなんて時代は変わったもんです。しばらく海外で暮らしてたんですが、日本はいい国だなと思うことも多々ありますよ。
最近ニュースで昨年の交通事故死者数が2000人台になったと聞いて、エッと思いました。確か１万人くらいじゃなかったっけ。ちょっと調べてみました。
1975年～2000年は死者1万人前後でウロウロ。2000年に9000人死者がいたのに、20年で1/3以下になるってすごいな。何が理由なんだろと思って、いろいろ読んでみましたが、これといったものは見当たらず、総合的に下がってるようです。
シートベルト着用率が上がってますが、平成13年（2001年）でも86.4％の着用率がありました。高速走行での事故率も下がっているようですし、歩行者のマナー向上という側面もあるようです。
また自動車安全運転装置の普及により、そもそもの事故数が減っているそう。各種厳罰化で悪質な速度違反、飲酒運転が減ったことも一因でしょう。
元々首都圏は運転マナーがいいと思うことが多いですが、暴走行為を見かけなくなりました。地方ではどうだか分かりませんが。
あと、最近トラックやタクシーの運転手さんのマナーがいいと思います。女性も増えましたね。今は乗り慣れてない一般車（私を含む）の方が怖いと感じることが多いです。
まあ、社会の成長はしなかったけど成熟は進んだということなんでしょう。
