もし今から就職だったら
日経平均が3万円を回復しましたが、皆さん恩恵を受けれましたか?
持つものと持たざるもの、ピケティ先生がおっしゃるように、ほっとけばその差はこれからも広がっていくんでしょう。ただ、格差自体は問題じゃないと思ってます。問題は格差じゃなく貧困。努力しても這い上がれない社会は作っちゃダメですよね。
さて、子どもたちが就職する年代に入ってきましたが、なかなか難しい時代になったなと感じます。コロナの話じゃないですよ。
自分が子どもだった頃、詰め込み教育に意味ないな、記憶することは紙でも何でもいいけど、人間はそれを使って考えるのが大事だよなと思ってました。しかし、今はその考えることすらディープラーニングを習得したAIに負ける時代。勉強したって勝てる気しないよ。
自分が子ども世代だったらどうするんだろう。そう思って、こんな記事を眺めてみました。
給料の下落率順に並べてありますが意味ないですね。注目して頂きたいのは予測値、つまり将来その仕事がどのくらいの値段になるかというところ。どうやって計算したのか知りませんが、これ当たってると思いました。
何が衝撃的かっていうと、どんな仕事をしても給料は大差ないってこと。
機械は疲れもせずイヤな顔をせず間違いも犯しません。分析する材料さえ与えれば人間より優秀な機械に任せた方が良いわけですから、高付加価値な仕事はAIに流れちゃうってことです。そりゃそうだ。
しばらくは人間のノウハウを機械に移す仕事が潤うでしょう。
しかし、それが一段落するとどうなるか?
豊かになりたいなら、何かを持つことが重要なのかな。お金なら小銭を貯めてそれを運用して増やす力。あるいは収益を生むAIを所有するのもいいかもしれませんね。