目指せ、海外セカンドライフ

老後に海外移住を目指して準備していきます。音楽など他の話題も

ホワイトな時代へ

最初にインターネットが世間で話題になったのは2000年前後のネットバブル時代ですが、本当に社会が変わったと思うのは2010年代、スマホが普及して一般の人がネットの恩恵を受けられるようになってからかな。

 

一時期海外にいたこともあり、数年前に日本に帰ってきたときは世の中の変わりように驚きました。年休消化しないと怒られちゃうなんて。

 

世の中についていけてない自分を感じながら、YouTubeをあさってるんですが、岡田さんはすごいね。


www.youtube.com

 

漠然と感じていたことをこれだけ言語化してくれると理解が深まる。

汚いけど美味しい屋台が減り、手作りよりコンビニのおにぎりが選ばれ、スキャンダルを起こした芸能人は居場所がなくなり、毒のある本音発言はスルーされる、、、まさにその通りだ。

 

私自身は、こういう今の価値観の方が心地よいと感じてしまうクチだけど、それでも昔喜んで見ていたお笑いを今見ると「これじゃイジメじゃん。何が面白かったんだろう?」と思ってしまうことがある。自分自身の価値観が変化しているんでしょう。

 

実は「鬼滅の刃」を見た時も同じような感想を持った。昔のマンガでは、悪役はもっと憎たらしくて醜い存在だったような気がするし、主人公も何か葛藤のようなものを抱えていることが多かったのではないかと思う。

 

鬼滅の刃」はどこまでもまっとうな正義感で貫かれており、悪役も美形だったり、憎めない背景を持っていたり。周囲のオジサン世代のある人が「見たけど面白さが分からなかった」と言っていたけど、その気持ちは分からないでもない。

 

一言で言うときれい過ぎる。胸の中を搔きむしられるような感覚がない。でも、これがイマドキなんでしょう。

 

とにかく、岡田さんが言うように、例え匿名であってもネガティブな書き込みは今すぐ止めて消した方がいい。

今の時代、ネットに書かれたことはいつまでも残ってるし、「こんなことも分かるのか」と驚くくらい個人のしたことが特定できる。昔へ戻ることはもうないでしょう。

 

一党独裁じゃなくても、世界は中国と同じような監視社会になるのかもしれないね。