目指せ、海外セカンドライフ

老後に海外移住を目指して準備していきます。音楽など他の話題も

初老夫婦が「鬼滅の刃」を見た

ネットフリックスでアニメ版は全部見てたんですが、作者の吾峠呼世晴さんが女性だということを最近知りました。職場の男性で「見たんだけど良さが分からなかった」という人がいたり、この手のアニメにしては女性の食いつきがすごいのは、そういう訳だったのかと納得したものの、じゃあどこが違うのと聞かれたら何一つ具体的に説明できず。

 

そんなこともあって、劇場版がすごい人気なので愛妻と二人で見に行ってみました。妻は事前に多少の知識は入れたものの、ほぼ初見の状態。

 

平日だったので客席には空席がありましたが、若い層を中心にまずまずの入り。確かに女性比率が高い。我々世代は他にいなかったかな 笑。

 

見終わった後の妻の感想は、

ただのバトルじゃなくて、人間とはこうあるべきだというメッセージが伝えたかったのかなと思った→私的には説明セリフが多いかなと思いました。

 

音楽が良い→特に感じなかったのですが、言われてみればそうかも。

 

絵がキレイ、悪役さえもキャラが美しい→一番なるほどと思ったところ。バトルものの敵役は怖い、醜いになりがちですが、鬼滅の刃で見るからに悪役面のキャラは少ないかもしれません。

 

笑いをとったりして、かわいいポイントを抑えてる→カラスの飾りが変わってるのが良かった、と言ってたのは女性ならではだなと思いました。

 

この作品、ちゃんと楽しめるんですがいつも少し薄味に感じるんです。なぜか考えてみると、主人公が負けて悔しい、と見てる側の感情を掻き立てるようエピソードがないことが原因かと思いました。

 

バトルものの主人公は、敵にやられて、その後鍛錬してリベンジがよくあるパターンですが、そういう感じではない。敵役が憎い、主人公に強くなれと応援する、そういう感情移入が少ないんじゃないかと思います。ちゃんと鍛錬して強くなっていくんですけどね。

 

今回の映画に関しては、説明的な回想シーンが多いし、キャラが泣き過ぎだなとも感じました。まあ、楽しめましたけどね。なんだかんだ言ってもファンなので、次のアニメ版を待ってます。マンガ読まないで待ってるから早くしてくれ!