ウサギ飢餓
「ウサギ飢餓」という言葉、聞いたことありますか?
狩猟民族が、狩りの対象となる獲物がやせ細る時期に、ウサギのように脂肪の少ない赤身ばかりの肉を食べ続けると、脂肪とタンパク質のバランスが崩れて、激痛と満たされない空腹感に苦しみながら死に至るんだとか。
あるオーストラリアの部族は、しとめたカンガルーを調べて、脂肪が少なそうなら、そのまま捨てて行くんだそうです。
タンパク質中毒なんて言い方もされてますが、こういう事例があるから、タンパク質をとり過ぎるとよくないと言われるんだろうな。
タンパク質は、身体を作る元となるアミノ酸供給源としてはいいですが、身体を動かすエネルギー源としてはイマイチなんでしょう。
私的には、タンパク質が問題ではなく、食事のPFCバランスの問題じゃないかと。
P(Protein、タンパク質)、F(Fat、脂肪)、C(Carbohydrate、炭水化物)のバランスと言われても、なんやねんと思われるかも知れません。噛み砕くとこういうことです。
・極論すると、ダイエットは二通りしかないです。脂肪を落としてローカロリーにするか、炭水化物を落としてケトジェニックにするか。
・どちらのダイエットでも、タンパク質は最低1日に体重(㎏)と同じグラム数以上を摂取する。
・タンパク質だけにカロリー依存しない。脂肪を落としたら炭水化物はしっかり摂る。逆に炭水化物を落としたら脂肪を摂る。
ローファットで低カロリー食の場合、タンパク質が不足しがちです。最近は、コンビニにもプロテイン食品があるのでやりやすくなりましたね。
ローカーボでケトジェニックの場合、脂肪をたくさん摂った方がいいです。ダイエット中に脂肪をたくさん摂るのは勇気がいるかもしれませんが、たぶんこれすごく大事。
ケトで気分が悪くなる話を聞きます。以前、私もケトジェニックダイエット中に気分が悪くなったことがあり、脂多めの食事とったら解決しました。ケトの場合、カロリーは普段より増やしても大丈夫。恐らく、2割増でも減量できる。
アルコールをどうしたらいいかって?
知らんわ 笑。