【インドネシア】バリ島に興味はあるけれど
以前、東南アジアのリタイアメント・ビザを調べました。
制度がある5か国の一つ、インドネシアについて調べてみました。そういえば、バリ島旅行を以前計画して行き損ねたままだなあ。
国土は1万3000を超える島々で構成され、東西に5000㎞以上。人口は2億6000万人を超えており世界4位、イスラム圏では最大勢力なんですね。知らなかった。中間値は28.5歳、東南アジアは若い国が多いな。
公用語はインドネシア語ですが、日常会話は地域によってさまざまな言語が使われているようです。
通貨はルピア。100IDR = 0.75JPY前後。
過去10年間の対円で、最安値0.75JPY、最高値1.05JPY。
基本的にはルピア安が続いていて、対ドルでも下落傾向。経常収支マイナスが続いていて、海外からの資金流入に依存しているためルピアが弱いようですが、ニワカなので細かい理由は分かりません。
長期金利は過去10年間で5.3% - 10.5%、けっこう上下してます。2008年には17.8%だった時もある。現在7.5%前後で、ここ5年くらいは落ち着いていますね。
普通預金は1%以下ですが、3か月以上の定期預金だと6%ほど利息がつきます。インフレ率は、ここ数年3%台なので現地通貨ベースではいい感じ。
そういえば、イスラム金融は利息つけちゃダメじゃなかったっけ?
GDPは現地通貨ベースで、2008年 5,414,841.90 → 2018年 14,825,944.12(10億ルピア)。ルピアベースで174%成長、ドルベースでも倍になっていますが、一人当たりGDPは未だ4000ドルといったところ。
大都市はジャワ島に集中。
首都ジャカルタは人口1017万人(2015年)、首都圏人口は3200万人を超え、11000人の日本人が住んでいます。以前は危険なイメージがありましたが、治安自体は改善されているようです。むしろ、今では交通渋滞が問題のようですね。
第二の都市スラバヤ、バンドンはそれぞれ市人口で300万人弱、スラバヤには600名弱、バンドンとボゴール合わせた西ジャワ州全体で2800人の日本人が住んでいます。バンドンは学園都市らしい。
バリ島は人口420万人。こんなにいるんだ。この島の宗教はヒンズー教、2800人の日本人が住んでいます。ウブド、クタなどエリアが何箇所に分かれていて、それぞれ雰囲気が違うようです。サヌールとか良さげな感じだな。
ジャカルタを除けば、タイ、マレーシアに比べて物価は明らかに安いと思いますが、積極的に住むメリットもないかなあ。まだ発展途上の地域が多くて、食は期待できそうにないし、経済格差が大きいがゆえの危険なイメージもある。インドネシア人の雇用が必要なビザも面倒、東南アジア的な緩さで取得も手こずりそうな気がします。
バリ島がめちゃ気に入ったら考えてもいいですが、観光の滞在で十分かな。いつか行ってみようとは思ってます。
※本記事の日本人数は、H30.海外在留邦人数調査統計詳細版
※GDPは下記
※人口の中間値は下記
World Population Prospects - Population Division - United Nations