目指せ、海外セカンドライフ

老後に海外移住を目指して準備していきます。音楽など他の話題も

日本でかかる現実的なお金の話①

我が家の場合、海外に骨を埋めるつもりはありません。身体が元気で動けるうちに、海外に長期滞在したいというのが希望。残された時間は長くないと認識してますので、できるだけ早く日本を脱出したいです。

 

早期リタイアの算段はさておき、将来的には戻る前提なので、日本側をどういう状況にしておくか考えてみました。ざっくり費用感は分かりましたが、退職後もけっこうお金かかるねー。

 

ざっと流していきます。 

 

住民票:保険次第だが残し

住民票を消すと国民健康保険に加入できないのが最大のデメリット。何かの新規登録をしたい場合に住民票を要求されるケースもあります。

 

医療保険:健保、現地保険、クレジットカード等思案中

もし大病した場合、日本に帰って入院したいところ。できれば日本の保険も維持しておきたいですよね。

 

国民健康保険健康保険組合も)では、海外での医療費を後精算できる仕組みがあります。日本の治療基準で金額が計算されるので、米国みたいに医療費がバカ高いところでは賄いきれませんが、東南アジアだとけっこういけそう。

 

しかし、安い病院はローカルで混雑しているし、言葉や医療の質の問題もあります。現地で使える保険には入っておいた方がいいでしょうね。病気より交通事故が怖い。

 

クレジットカード付帯保険という手もありますが、旅行代をカードで払わなきゃいけない等、利用条件がシビア。エポスカードがいいらしいけど、使えるカードがほとんどない。基本的に後払い精算で補償範囲にも制限があります。エポスも出発後3か月限定らしいので、短期ならまだしも長期滞在には心もとない。

 

ということで、まず退職後の保険料を調べてみたら、いきなり国民健康保険に入ると、前年の収入によっては初年度がめちゃ高くなる可能性あります。

 

自治体によって保険料が違うけど、最高額は夫婦で月8万円! 破産するわ!

一般的には、働いていた時に加入している健康保険組合を2年間継続する方が安く済みます。こちらは最高額が3.5万円くらい。それでも高いなー。

 

安全策なら健康保険組合をキープだけど、最高額だと2年間で84万円。ううう。

この際、1、2年は日本に帰らないと決めて、現地保険だけにしちゃう?

 

介護保険自治体によって金額が異なる、健康保険や年金の一部で支払い

40~64歳、65歳以上で扱いが違います。

 

仕事をしている間は、健康保険料に介護保険料が含まれています。辞めた後、保険を2年継続すれば、その内数ということですね。

 

64歳までに退職して国民健康保険に加入する場合、そちらでまとめて支払いになります。参考までに、自宅住所で年収200万円でシミュレーションすると、国民保険料は年間20万円強になりました。

 

年金もらい始めるとそこから天引き。収入によって異なりますが、だいたい月1万円=年間12万円は見ておけば良さそうです。

 

生命保険:特定疾病は継続したいが、いつまで掛けるか考えどころ

我が家の場合、夫婦とも終身と特定疾病をかけていて、さらに私のみ死亡した場合に60歳になるまでの期間は一定額もらえる掛け捨ても入っています。この部分はそろそろ外すとして、残りをどうするか?

 

大した保険の金額じゃないけど、葬式代もかかるし何より大病が怖い。死ぬのは仕方ないけど病気で経済的に困窮するのは避けたい。

 

65歳までは掛けておくかなあ。保証内容で保険料も変わるけど、たぶん夫婦で月2、3万円くらい。年間30-40万円は必要。

 

所得税:年金にもかかる。退職後初年度に注意

退職後の初年度は厳しいこと間違いなし。退職金もらっても、けっこう税金で飛んじゃう。通常の所得と退職金の税金は別扱いです、念のため。

 

年金にも所得税はかかります。もらう金額にもよりますが、月1万円前後は覚悟する必要あり。

 

国民年金:早期リタイアしたら払う必要あり

たぶん月2万円弱。もはや支払いが多過ぎてどうでもよくなってきた 笑。

 

結局いくらかかる?

前年所得で計算される関係で、辞めて2年くらいがきつい。健康保険(含介護保険)と生命保険だけで年間80万円必要。

 

さらに現地保険、旅行保険も考えねばなりません。2人だと年間20万円くらいかな。これで100万円、2年で200万円!

 

所得税は退職金で支払うことになるんだろうなあ。転職した関係で退職金が多くないので、ないものと考えた方が安全かも(泣)

 

年金生活になって以後も、国民健康保険と税金だけで月2、3万円はかかりそう。生命保険かける必要があるか、よく考えないといけないねえ。他にローンの残っている不動産、持ち物をどうするかの問題もありますが、長くなったので別途。