遠近感の狂い
老眼の話じゃないです。
終いの住み家をどこにするか、不動産物件を見ながら、いろいろ考えてます。
すっかり都会暮らしに慣れた田舎出身の私、都会にこだわりはないんですが、今から田舎に住むのはつらいかなと思います。
いくつか理由があるんですが、その一つが海外への距離感。
海外どこに行くにしても、東京近辺なら成田、羽田にアクセスさえできれば、そこから先はひとっ飛び。例えば、上海だって我が家から5,6時間あれば着いちゃう。
国内で飛行機が飛んでない地域に陸路で行くとすごく時間かかります。自動車で渋滞なんてはまったら最悪。5,6時間じゃ、下手すると伊豆くらいまでしか進んでない。
実家に住んでた時を思い起こすと、外国はとっても遠い存在だったな。何せ東京まで行くのが一苦労。今は空路も新幹線も整備されたけど、それでも国際空港まで到達するのが大変、場合によっては前泊しなきゃならない。
交通網が整備されたことで、モノの流れも変わりました。
上海からコンテナ便で東京まで輸送するコストは、群馬から東京に輸送するコストより安いそうで。そりゃ、国産が高くなるわけだ。
小さい頃から国なんてものに縛られたくないと思ってましたが、そういう時代になりつつあるんでしょうね。