目指せ、海外セカンドライフ

老後に海外移住を目指して準備していきます。音楽など他の話題も

不動産の親子間売買は面倒くさい

ウチには3人子どもがいますが、先々どんな人生歩んでいくかは完全にお任せです。自分の人生なんだから、自分の稼いだ金で、自分の責任で好きに生きてくれたらいい。

 

先祖代々の土地でもないし、ローンの残ったこの家を継いでくれという気もないんだけど、だいぶ返済が進んできたこともあり、周辺の賃貸家賃との比較でお買い得感が出てきてます。この家に住む子は、仕事を始めたら家にお金を入れてもらいますが(そうしないと外に住んでいる子と不公平)、外で借りるよりは割安になる。

 

ただ、海外にしばらく住むとなれば、どっかの時点で家を空けることになります。まだ子どもたちの将来は分からないけど、仮にこの家を使いたいという子がでてきたらどうしたらいいんだろう?

 

あ、子どもに売ればよくね。どうせいつかは相続するんだし、1/3の金額を差し引いて売ってしまえば子どものローン負担も軽くなるし、なんて考えて調べてみたら、これできないんだなあ。

 

問題は安値で売るところで、売買にかかる税金が安くなるだけでなく、相続税の対象から外れてしまうのでNG。そりゃそっか。あまり割安で売って贈与だと認定されちゃうと高税率かけられちゃいます。

 

また、控除が使えなくなるらしい。具体的には、3000万円特別控除(値上がり分)、10年超所有軽減税率、買い替え特例、住宅ローン控除など。生計が別だと大丈夫だったりするらしいけど、専門家に確認が必要とのこと。専門家って誰だ?

 

さらに住宅ローンが借りにくい。え、なんでと思ったら、貸したローンが別の用途に使われる恐れがあるからだそう。なるほど。

 

要するに、普通の売買でたまたま買い手が親族だったらセーフみたい。不動産屋を通さなくていい代わりに、査定とかした方がいいんだろうねえ。弁護士か会計士か銀行か、そんなところを見方につけないと難しいみたいです。