日本での老後プランに悩む
このところ日本の不動産情報ばっかり見てました。
老後の一定期間を海外で暮らしたいと思ってますが、いつかは戻ってくるつもりなので、その後どうするかも考えとかなきゃいけません。
家に戻るのが普通なんでしょうが、我が家は持ち家を手放すことを検討してます。住宅ローンが残ってますし、今の家は夫婦二人では使いづらい。まだきちんと査定してないですが、戸建てはマンションより売却に時間かかるらしい。平均11か月だとか。
子供が家を継ぐのは考えてません。男は外で働き女は家にいる、もうそういう時代じゃない。何か残すなら子供たち3人に平等に、資産は現金化して分け、それぞれが城を作る手助けをする方が良いと思います。大した事はできないけど。
売却は売却で進めるとして、問題は夫婦二人で暮らす住まいをどうするか。
正直、賃貸できるなら賃貸でずっと行きたい。隣人がイヤだ、お店がなくなって不便になった、そういうことが起きても引っ越しできる。海外に限らず国内だって、ちょっとこの辺に一年住んでみたい、そういうこともできる。
ただ、高齢者には貸してくれないって話もあるんですよね。
オーナーさんの気持ちもよく分かる。年金頼りで収入は大丈夫か。ボケてお金騙しとられないか。高齢者一人暮らしなら孤独死の心配もしなきゃいけない。日本の法律だと、借りてる人の権利がめちゃくちゃ強いんで、開き直って居座られると賃料回収できない。
いつか買わざるを得ないかな。高齢になってからの方が便利な地域に住みたいけど、物件価格が高めになっちゃう。賃貸暮らしの間に手持ちキャッシュを減らすと資金が不足するかもしれない。
海外移住にしても、いきなり移住して、ずっと夫婦がハッピーでいられる確信はないです。その場所のイヤな所が見えたり、飽きたり。精神的にやられるかもしれない。
そうすると、いつでも日本に戻れるような足掛かりは残す必要がある。荷物をどうするか、保険をどうするか。その辺で安全策をとって二拠点を持つような感じにすると、結局いろんなコストがかかる。
海外生活は安いとよく報道されますが、いろいろ考えると、地方でじっと静かに暮らすのが一番安上がりだと思います。マジで。つまんないけど。
ちなみに、この地方は不便な場所って意味です。東京近辺でも安い所は安いし、東北や九州でも便利な場所は高い。
海外移住を考えた結果、日本に住んで年に何回か海外に長期旅行されてる方もいらっしゃるようですが、そういうのも一つの選択肢だと思います。
まあ、グダグダ書いてますけど、死んだら心配しなくていいんだよな。
長生きはリスクだと思う今日この頃ですわ。