【マレーシア】そのうち行くぞ
タイを視察した印象は良かったのですが、時間もあるので、まだ他の場所も見てみたい。老後の移住先としてタイと人気を争うマレーシア、基本的なところを調べてみました。
国土はマレー半島とボルネオ島に分かれていて、人口は約3,200万人、中間値28.2歳(2015)。マレー系60%、中華系25%、インド系7%の構成。まだ若い国で、移民も多く人口も増加中です。
マレーシア語が公用語ですが、英語が準公用語。華人が多い関係で中国語もかなり使われています。英語OK、中国語もカタコトで話せる私にとって、これは魅力。
通貨はリンギット、1RM = 26JPYくらい。
過去10年間の対円で、最安値24JPY、最高値35JPY。タイと違って現在は安値圏。
為替の関係で2014年頃は、マレーシアがタイよりだいぶ高く見えたと思いますが、今はタイ・バーツが相対的に強いので、そこまで大きな物価差には見えません。
長期金利は過去10年間で、3.4% - 4.4%くらいの幅で安定的に推移、現在は3.7%前後。
預金額にもよりますが、普通預金が0.5%程度の金利に対し、定期預金は 3 - 4%の金利がつくようです。
GDPは現地通貨ベースで、2008年 687.15 → 2018年 1,429.84(10億リンギット)。
10年間で108%成長、いいペースで伸びてます。一人当たりGDPは1万ドル超、中所得国から高所得国の仲間入りできるかという所。
首都クアラルンプールには、12,500名の日本人が住んでいます。市人口は約180万人、首都圏人口は600万人弱。昔一度行ったことがありますが、その頃から普通に都会のイメージ。都心はいいけど、郊外は治安に気をつけろという話もありますね。
観光地として有名なペナンは、3,000名弱の日本人が居住。ペナン州人口が150万人、島人口70万人。リタイア高齢者の移住が多い地域です。中華系住民が多く、治安が良いと言われています。
国境沿いのジョホールバルには、1,800名前後の日本人。域人口は50万人で、シンガポールとの関係が深い。以前は治安が良くないイメージでしたが、改善されたようです。ただ、中国人100万人移住を目指すフォレスト・シティ計画は頓挫した模様。ゴーストタウン化しなきゃいいけどね。不動産買ったら国籍あげるって、そりゃ強引だろ。
他にボルネオ島にコタキナバル等もありますが、移住するなら赤字の三都市が候補になるでしょう。普通に考えれば、ペナンかな。
ざっと調べて魅力を感じる所は、①言語がとっつきやすい、②気候が東南アジアでは穏やか(タイより涼しいらしい)、③多民族国家で料理の種類が多いこと。
気になる点は、①クルマ社会(セキュリティ含めて)、②退屈するかも、③ビザが難しくなったこと。MM2Hが10年有効なので、一度取れば安心ではあります。
タイより少し開発が進んでて、その分安心感があるが、面白みも少なく、物価も少し高いかも、なんとなくそんなイメージ。タイと両方住んでみたいけど、ビザが面倒だなあ。とにかく、そのうち視察に行きます!
※本記事の日本人数は、H30.海外在留邦人数調査統計詳細版
※GDPは下記
※人口の中間値は下記
World Population Prospects - Population Division - United Nations