老後は都会暮らし

東南アジアに移住したいというと、ビーチでのんびり暮らしとか、そんな風に思われるんでしょうね。ひょっとして、未開のジャングルイメージ？

ウチは利便性を求めてます。どっちかというと、都会暮らし志向です。

行けば分かりますけど、途上国イメージだった地域、世界的に開発が進んでます。東南アジアの主要都市は東京と変わらない。少なくとも、日本の100万人クラスの地方都市よりは全然便利。日本がモタモタしてる間に、他国は成長してますよ。

以前、日本の地方生活も考えたんです。でも、調べてみたら不動産が高い。正確に言うと、便利な物件は高い。不動産の価格を比較すると、東南アジアの方が魅力あるかなと。

日本の安い物件はクルマ所有が前提になるんですよね。確かに生活費は安いんだけど、クルマ持つと維持費がバカにならないし、高齢になったら運転も心配だし。

まあまあ田舎の育ちなんで、そういう生活は想像つきます。コンビニにクルマで行くとか、買い物も一週間分とかね。これが、我が家的にはしんどい。

今食べたいと思ったものを食べたい。ゼイタクするわけじゃないんですが、食に飽きちゃう。毎日ずっと同じものを食べ続けていられない。

豪華じゃなくても外食したい。B級グルメでいいんです。和食だけじゃなく、中華韓国タイベトナムなどなど、バリエーションが欲しい。田舎じゃ、この食のバリエーションが絶望的。

あと、東南アジアに拠点あると旅行しやすいのも大きい。日本はモノとかサービスとかは安いけど、交通費やホテル代が高い。地方から東京大阪経由で海外行こうとすると、国内移動の費用と手間がすごいでしょ。

もちろん、移住で生活コストが下がることは期待してますが、それだけじゃないです。現地の人と同じもの食べて、同じところに住めば、そりゃ生活費は安く済むけど、日本人はそんなのムリですって。

リタイアしちゃえば時間もあるし、周囲に何もないのも困る。ほどほどの水準の生活を維持しながら、時には旅行したり、現地の文化に触れたり、そういう生活がしたい。その生活をするのに、コスパの良いところを探すって感じです。