ブラック企業にもいろいろあるけれど
昨今ずいぶんホワイトになったと感じる日本ですが、ブラック企業は世界中どこにでもあるようで。
この記事のアマゾンのように労働時間をマイクロコントロールする話、日本でも時々聞きますね。昔のマイクロソフトの下位従業員を強制的に切るというのは、米国企業で割と聞きます。制度だけでいえば、ブラックとまでは認識されないかも。
メリルリンチの話は投資銀行やコンサル会社では一般的。高給取りゆえに許されているという感じですかね。最近、こういった業界も変わってきていると聞きますが、実際のところは知りません。
最近よく「年収チャンネル」を見るんですが、今の学生はいろんな情報があってうらやましい。日本でブラックなイメージがある有名企業といえば、こちらかな。
後の回で説明されてますが、これはある種の洗脳かなあ。目的意識を持たせ、やるのが当たり前、やらないお前がおかしいみたいな雰囲気を作る。
よく知らないけど、いわゆる体育会系的な感じ?
世界中にいろんなブラック企業はあるけれど、こういう集団洗脳的なモーレツ営業というのは日本以外で聞かない気がします。海外の営業で厳しいところがあっても、報酬がインセンティブ100%とかの個人プレーで、上司に詰められるとか聞いたことがない。
なぜ日本だけなのかと考えてみたんですが、これは飛び込み営業でモノを買う人が多いせいかもしれません。だから日本では為せば成る感が強くなるのではないかと。
飛び込みのドアノックや電話で何か買うなんて、私的には考えられないんですけどね。光通信、大塚商会、オープンハウス、そのあたりの話を聞くと数打てば結果が出るということらしい。
ブラックなやり方でも結果が出てるので一概に否定しにくいところ。株主ならウレシイし、発注者としても売ってくれるなら頼むと思います。
この手のスタイルは海外では通用しなかったりしますし、購買行動も変わって将来的にはなくなると思ってますが、こういう環境を生き抜いた人は強いでしょう。
でも、生まれ変わっても私はやらないかな。