目指せ、海外セカンドライフ

老後に海外移住を目指して準備していきます。音楽など他の話題も

米国で活躍する選手を見て、いろいろ思う

NPBは全く見ないんですが、MLBに行った選手のニュースくらいはチェックしてます。皆さんご存じの通り、今年の大谷サンはすごい。こういうジャストミートじゃない当たりがスタンドインとは正に長距離ヒッター。


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ステロイドに頼らない正真正銘のホームランバッターが日本から出てきたことに意味がある。日本人はパワーがない、それを当たり前にした思考パターンから、いい加減抜け出す時期じゃないですかね。パワー&スピード、大事ですよ。

 

MLBの選手選考基準は、生まれ持ったアスリートとしての資質が最優先。技術は後で伸ばせても、身体能力は後で伸ばせません。世界最高峰のレベルでは、柔よく剛を制すなんてほぼ夢物語、剛のものが柔も併せ持ってますからね。

 

これだけの身体能力に加え、投手と打者をハイレベルで両立。全米で人気上昇中らしいですが、二刀流止めなくてよかったね。

 

これからも成功は間違いないと思いますが、ケガには気をつけてほしいです。体重がある選手が素早く動けると、どうしても筋肉系のケガのリスクが高まりますから。

 

最近ボクシングをよく見てるんですが、またしてもレベルの差を見せつけたモンスター、井上尚弥選手。


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これだけ力の差があると相手が可哀想に見える。世界ランク1位なのに。高校時代から、スパーリングに行ったプロのチャンピオンクラスをぶっ飛ばしていたそうなので、いつものことか。

 

軽量級とは思えない彼のパワーに目が行きがちですが、スピード、テクニック、試合運び、すべてが一級品。私が一番すごいと思うのは彼の眼の良さ。


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このチャンネル、スロー再生で素人にも分かるように試合解説してくれるんですが、一発もらったドネア戦を除くと、これまで最も拮抗しているように見えたロドリゲス戦の1Rもほとんどパンチもらってないことが分かります。なんだこりゃ。

 

井上選手、この周辺クラスでは間違いなく世界最強です。日本でやるなら防衛ロードを突き進めばいいんですが、米国進出した以上は良い相手とマッチメイクできるかが大事になりますね。米国のボクシングはショービズ。見てもらえなければ、お金になりません。

 

例えば、村田諒太選手の相手として名前が取りざたされるゴロフキン。パウンドフォーパウンド(体重が同じだったら誰が強いか)ランキングで1位を取ったこともある強豪ですが、残念ながら米国では不人気です。

 

カザフスタン人と朝鮮民族のハーフということで民族的な支持母体を得られず、強過ぎてケガさせられるんじゃないかと相手から敬遠され、ストーリーも作れませんでした。暴力的、凶悪ともいえるファイトスタイルに反して、リングを降りれば紳士的な人柄、個人的には好きな選手ですが、それでは米国では見てもらえないんですよ。

 

ラテン系の強烈な支持があるカネロ、メイウエザーはヒールで、みんな負けるところが見たくて見る。ペイパービューのある米国では、1ファイト何十億円のファイトマネーが動きます。

 

強過ぎる井上選手には好敵手が必要です。ドネアに苦戦したことで、カシメロ vs ドネア戦の勝者とやるというストーリーができましたが、これはクリアするでしょう。その後は階級をどこまで上げるか、そういう話になるんでしょうね。

 

とりあえず、今度の週末は中谷選手を応援します。


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この強メンタル、日本人らしくなくて、大いに期待してます。