目指せ、海外セカンドライフ

老後に海外移住を目指して準備していきます。音楽など他の話題も

中央銀行バブル

日本にいると実感が薄いですが、世界中がバブルになっていて、かなり心配しています。

 

日本だって、安倍政権の金融緩和が続いている効果で、よく見ると地価は上がっているし、株式市場も高値をつけてる。オリンピックの招致までして、アクセル踏みまくって、それでこの程度の成長かよと思いますが、やってなかったらどうなっていたんでしょうね。

 

中国は長年バブルだと言われてますが、私はそう思ってませんでした。しかし、昨年あたりから、これはヤバいと感じてます。かすかに記憶に残っている日本のバブルの光景と似てきたんです。

 

世界中にあふれる中国人観光客がいろいろ言われてますが、日本人観光客も昔は同じように言われてました。ハリウッドの会社買ったり、世界中の不動産を買ったりも、日本人の昔と同じ、ロックフェラー・センター買った時は米国に衝撃を与えたもんです。

 

上海あたりの誰が買うんじゃ的なブランドショップの乱立ぶり等、目に見えるところが似てきたのはもちろんですが、一番ヤバいと思ったのは、中国人が不安を持ってないこと。

 

5、6年前は、バブルじゃないかと心配する中国人がいたんですが、最近は大丈夫だという人ばかり。なぜなら、政府が支えているからで、明らかに異常な中国の不動産価格を修正すると政府の財政が破綻するから、相場は壊さないというんですね。

 

私の経験では、反対意見がないというのは相当ヤバい。そういう時に限って相場は逆に倒れたりします。

 

米国も、株価が最高値をつける等、ニュースだけ見ると好景気に沸いているように思えますが、大部分の人はその恩恵を受けていません。

 


アメリカ国民の家計は火の車!? その歪みとリスクを解説

 

こちらの動画で解説されてますが、企業の収入が伸びてないのに株価が上昇してます。金融政策を緩めて金利を下げて紙幣を大量に発行してる。日本のことをごちゃごちゃ非難しても、困ったら結局やることは一緒だね。

 

シリコンバレーでは年収1000万円でも貧困という状況がある一方で、多くの地域では数十年前と変わらない物価水準で暮らしているのが現実。物価高のニューヨークから人が逃げ出し始めてるというニュースを見ましたが、潤っているのは一部の人、地域だけです。

 

ジジイの私でも、こんなに世界中の国が紙幣を刷りまくってる状況というのは経験してません。しかも、各国とも経済を支えるため、止められない状況です。

 

理屈では、紙幣の大量発行=お金の価値が下がるので、何かモノを持っておけという話ですが、不動産や株は既に高値をつけている。そりゃ金やビットマネーの価格が上がるわけですよ。

 

これからどうなるか分かりませんが、どこかのタイミングで修正は来るでしょう。少ない資産を何に投資しておけばいいか考え中ですが、いろいろと先が読めない時代になったな。