目指せ、海外セカンドライフ

老後に海外移住を目指して準備していきます。音楽など他の話題も

老眼とレーシック

最近レーシック手術の件数が減っているそうですね。私も十年ほど前、かなり真剣に検討したんですが、レーシックは見送りました。

 

けっこうな近眼なんです。中学までは裸眼で1.5あったんですが、高校では眼鏡なしで黒板が見えなくなり、大学からコンタクトを愛用するように。

 

40歳を過ぎたあたりから、そこに徐々に老眼が加わってきました。昔の私も含め、若い皆さんは老眼とは近くが見えなくなること=遠視だと勘違いしがちですが、老眼=性能低下なんですよね。

 

近くが見えなくなるのは、ピント調節能力の低下。近くに合わせると遠くが見づらくなる、逆に遠くにピントを合わせると近くを見づらくなります。また、明るさを感じる能力が下がり、暗い場所が見えづらくなります。

 

レーシックはコンタクトも眼鏡も不要になるすばらしい技術ですが、老眼になると、そのメリットを十分生かせないと思います。

 

私の場合、最初に老眼に気づいた時、コンタクトの度数を0.5弱めて対応しました。それだけでなんとかなりましたが、老眼は年齢と共に進行していきます。

 

そこから徐々に度数を落としていくと(コンタクトはワンデータイプ)、プロジェクターを使う時などに見づらくなり、遠くを見る時だけ弱い度数の眼鏡をかけるようなりました。観光する時は、普通の強い度数のコンタクトを使い、近くを見る時だけ老眼鏡を使います。

 

遠近両用メガネ作ればいいじゃん、そう思われるかもしれませんが、このやり方がトータルで眼鏡をかける時間が一番短くできるんですよ。

 

レーシックをやると、視力はよく見える状態に固定化されます。なので、近くを見る場合、必ず老眼鏡が必要になる。仕事柄PCを見る時間が長いので、これではずっと眼鏡になってしまいます。コンタクトや眼鏡をかけなくていいのがレーシックの良さなのに、結局同じことです。

 

あと、レーシック後の話でよく聞くのが、夜間に眩しさ、ぎらつきを感じるということ。これもイヤだなと思いました。

 

年取ってからなら失敗しても先長くない、そう思って中年過ぎまでレーシックをしなかったんだけど間違いだったなあ。レーシックやるなら若いうちが良いと思います。