電気自動車どのくらい売れてるの?
ホンダの新社長就任で2040年にはガソリン車生産をゼロにする宣言がありました。賛否両論のようですが、私は応援してます。
古い人間なのでガソリンエンジン好きですよ。でも、日本がダメになったのは新しいものにチャレンジしなくなったからでしょ。iPodはソニーが、テスラはホンダがやってなきゃいかんのですよ。
現在どのくらい電気自動車が売れてるのか、ちょっと調べてみました。
2020年の販売実績はこんな感じ。
HV:269万台(ハイブリッド、メインはガソリンで補助的にモーター)
PHV:96万台(プラグインハイブリッド、メインは電力でコンセントから充電可)
EV:220万台(モーターで走る電気自動車)
合計は585万台、全世界での自動者販売台数はざっと9000万台なので、既に6‐7%が電力を使う車に切り替わってます。
富士経済の予測では、2035年には合計で5000万台弱に成長、EVがその半分になるとのことですから、経営判断として電気自動車に注力するのは何も違和感ありません。
モーターは動き出し時にトルクがあるのでクラッチが不要。変速もいらないと思ったら、海外では変速機が搭載されてるモデルもあるみたいです。HVはシステムが複雑で耐久性、保守性が心配ですが、EVは構造が簡単なのでメンテは楽になりそう。
大きなバッテリー積んで強力なモーター積めば速い車はできちゃいます。モーターだから振動も音もなくスムーズ。動力性能で差別化は難しいので、安全性とか利便性とかソフトウエア的なところが重要になっていくんでしょう。これからのモノづくり、ソフトウェア力がないと話にならないことは確かでしょうね。