【悲報】MM2H無理ゲー化
既にだいぶ報じられてますが、マレーシアのMM2Hビザが大幅に厳しくなるようです。MM2Hとは「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム」という外国人が長期滞在できるビザ制度で、老後移住にマレーシアが人気の理由の一つでもあります。
取得条件が変わった主なポイントとしては、
①収入が月40,000RM(=100万円強)←月10,000RMから4倍増
②定期預金額が100万RM(=2600万円)、うち半分まで不動産、医療、教育等の目的で引き出し可能←以前は35万RM、仮承認後に15万RM以上を定期預金(50歳以上の場合)
③有効期間5年←10年に短縮
④年間90日滞在を義務付け
①②と経済的なハードルが大幅に上がりました。こりゃ魅力ないなー
このくらいの条件だと、EUでも行けそうです。
国によって違いますが、EU圏のリタイアメントビザは、①はリタイア後の収入条件としてもっと低く、以前のマレーシアレベル(でも日本の年金だけでは不足)。マレーシアの制度では現役の収入ですが、1000万円プレイヤーでも足りません。
②預金額はEUではもっと要求されますが、マレーシアのようにずっと預けることを要求されません。資金が動かせないのはかなり痛いです。
上の動画のコメントでは、10月の導入までには政府の考えも変わるよ、なんて書いてる人もいますけど、この制度が導入されればマレーシアに移住する人は大幅減ですね。
流れる先は、タイかインドネシア(バリ島)、あとはフィリピンか。タイが一番増えそうです。何か問題が起きなきゃいいけど。