目指せ、海外セカンドライフ

老後に海外移住を目指して準備していきます。音楽など他の話題も

タイの不動産が安く見えない

タイ、マレーシアを中心に東南アジアの情報をあさっていますが、バンコクの情報量が断トツに多い。いつの間に、こんなに日本人が集まったんだろ。チャイナプラスワンで、日本企業が出て行った影響ですかね。

 

情報発信してる方、「タイは不動産安いですよ~、〇〇円でプール、ジム付き」みたいにアピールされてますが、ぱっと見、そんなに安くないですねえ。

 

まだクアラルンプールは土地勘がないんですが、バンコク、ペナン、チェンマイの不動産の価格を眺めてみました。この中ではペナンが安く見える。月5、6万円でどこが借りれるかで、ちょっと例を挙げてみましょう。

 

タイで日本人の初心者が住みやすそうな物件で考えると、バンコクだとオンヌット、チェンマイだとファイケーオ通りあたり。それらの周辺で15000バーツ前後(1THB = 3.5JPY、5万円超)で物件が見つかります。

 

オンヌットは中心地アソークまでBTSで5駅、日本人街であるトンロー、エカマイの先にあり、最近開発が進んでいるエリア。ファイケーオ通りは、外人が多いチェンマイで最もオシャレなエリア。

 

対して、マレーシアのペナンでも世界遺産の中心地ジョージタウンや隣接するガーニードライブで、2000リンギット前後(1RM = 26JPY、5万円超)で物件を見つけられます。

 

違いは、タイの二都市は1ベッドルームなのに対して、ペナン3ベッドルームでこの価格だということ。ジムプール付きで、ショッピングモール隣接。これは安いかも。

 

念のため補足しておくと、1ベッドルームとは日本式にいうと1DKもしくは1LDK、専有面積が30-40㎡くらいの物件。日本式のワンルームは、Studioという表現になります。タイは狭い物件が多く出てきますが、マレーシアは小さい物件が少ない印象。

 

為替レートの問題も大きいですね。2014年は、1リンギット33円、1バーツ3.2円くらい。それだとまた違った絵に見えます。

 

とにかく、生活費を考えるうえで一番大きなものが住居の賃料。それ以外の費用は、日本より2割安くらいに考えとけばいいんじゃないかと。

 

食べ物が安いと言っても、現地のものばかり食べるわけじゃないし、サーモンとかの輸入ものは極端な話、世界中どこでも価格は変わらない。

 

日本のものが欲しければ、むしろ高くつく。日本のものばかり食べる前提なら、当然日本より価格は高くなります。そういう意味でローカルフードの質は大事。

 

交通費やガソリン代も違うけど、日本以外はそんなに大差なく安い。電気、ガス、水道、携帯料金、この辺は価格よりサービスの質の問題を見ておくべきですよね。場所によっては、停電とか普通ですから。