クスリに手は出さない
コロナもだいぶ落ち着いてきたので、どこに行こうかなと妄想散歩してます。グーグルマップで場所のあたりをつけ、Airbnbで宿泊場所と相場調べ。
ホント、便利な世の中になりましたねえ。
さて、株式相場の上昇が止まって怪しい雰囲気が漂ってきました。
なんといっても米国金利動向ですよね。コロナで傾いた経済を支えるため、各国とも紙幣印刷に励んでた訳ですが、そうした過剰流動性相場はそろそろ終わりそうです。原油価格は急騰、木材不足、物価は上昇気味と金利を上げたくなる材料は揃ってる。
リスクが低い米国債の金利が上がれば、質への逃避というヤツが始まり、リスクが高い金融商品の価格が下がる。株式から債券へ、発展途上国から先進国へ。
このところ、ちょこっと持ってるREITがずるずる下がってて、なんでかなーと思ってたんですが、比較的低リスクとみなされてるREIT=不動産から、さらにリスクの低い金融商品に、資金はもう動き始めてるってことでしょうね。
どこまで調整するかという話ですが、いったんスピード調整なのかなと思ってます。
上の動画3:30過ぎ、米国の株価推移を見ると、長期的に米株はずっと上昇を続けてるんですが、コロナ以後、そのスピードが上がってることが分かります。これが紙幣の大量供給での上昇分だと思うので、普通に考えればトレンドのラインまで米株は調整ということになるでしょう。
問題は岸田総理になって金融増税の噂で売り込まれた日本株ですが、いったん様子見になるんじゃないかと。新政権がどういう経済政策を打ち出すかを確認しないと、株なんか買ってられませんからね。ここから3か月~半年は調整かな。業績の良い株が売り込まれたら拾うチャンスかも。
業績だけ見ると医薬品業界も良いんですが、私は手を出さないことにしてます。
株価は将来キャッシュフローに基づいて値付けされてると言われています。医薬品業界の株価は新薬パイプラインで決まる。
将来の医薬品業界の業績は、今年の業績が良いとか悪いとか、世の中の景気が良いとか悪いとかに左右されません。FDAで認可されたのどうの、たまにそういう話がニュースが流れてきますが、それで業績が決まります。業績予想に基づき株価も決まる。
業界人じゃないんで、そんな新薬情報分かりません。
大ケガしたくないんで分からないものは買わないことにしてます。